いざマイホームの購入を検討したときに、年齢的にまだ早いのではないか、もう遅いのではないか、と考える方も多くいらっしゃるかもしれません。
今回は、そんなマイホーム購入の平均年齢と返済額について、ご説明していきます。
マイホーム購入の平均年齢と返済額って?:マイホーム購入の平均年齢
マイホーム購入のタイミングは人それぞれではありますが、タイミングを見極めるためにはいくつかのポイントがあります。
まずは「家族の状況」であり、結婚や出産、子どもの入学、進学、転勤など、家族の状況や年齢によって決める方が多いです。
大抵の方が子どもの小学校入学前までにマイホームを購入しているという調査結果からも、子どもをむやみに転校させたくないという事情がマイホーム購入の時期を決めることになっているようです。
続いてのポイントが「自身のライフプラン」です。
定年退職を機に田舎暮らしをしたいなど、自身や配偶者の希望を見越してマイホームの購入を検討することで、現在のマイホームの売却も見据えた購入時期を検討することができるのです。
最後に「住宅ローン返済計画」ですが、住宅ローンの完済年齢に合わせて、いくらのローンを借りることができるか、無理なく返済できる金額などを逆算していくと、マイホームを購入すべきタイミングがはっきりとしてきます。
このようなポイントを加味した上で、マイホームを購入する方の大半が30代です。
40代も3割程度いますが、20代は2割程度、逆に50代になると1%程度と少なくなっていきます。
マイホーム購入の平均年齢と返済額って?:年齢と返済額の関係
続いて、年齢と返済額の関係です。
先述した「住宅ローン返済計画」の内容にあたりますが、住宅ローンの完済年齢は金融機関により75歳、または80歳となっています。
たとえば、現時点で40歳の方が75歳までにローンを完済するとなれば35年間のローンとなりますが、45歳の方が75歳までにローンを完済するとなれば30年間のローンとなります。
ローンの期間が短いほど利息が減るため、ローン返済総額は減りますが、返済月額は増えることになります。
もし、3,000万円を1.5%の固定金利で35年間の返済(ボーナス返済なし)とした場合、総返済額は約3,858万円で、毎月の返済額は92,000円ほどです。
同じ条件で30年間の返済とした場合、総返済額は約3,728万円と減りますが、毎月の返済額は104,000円ほどになるのです。
完済年齢から逆算した場合に、無理のない返済ができるローンを組めるかどうかが、マイホーム購入のタイミングに直結することになるのです。
マイホーム購入のタイミングの平均年齢は30代が一番多いものの、自身の年齢によって、なんとなく決めるものではありません。
家族の状況や自身のライフプラン、住宅ローンの返済計画などを加味した上で、総合的に判断しましょう。
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