毎日の生活に欠かせない家事。
なるべく効率よく済ませて、多くの時間を家族団らんや睡眠、趣味などに充てたいですよね。
そこで今回は、家事動線を見直しながらその考え方や間取りのポイントについてご紹介します。
ぜひ、自分のライフスタイルにピッタリな住まいの家事動線を考えてみてくださいね。
家事がはかどる効率的な家事動線の考え方とは
料理や掃除、洗濯といった日々の家事負担を軽くするために欠かせない家事動線。
家事動線とは、なるべく無駄な動きをなくして家事を効率よくおこなうことを基本的な考え方としています。
現代ではライフスタイルの多様化にともない、暮らしに合う家事動線もご家庭ごとにさまざまです。
家事がはかどる理想の住まいを叶えるためには、まずは生活パターンを見つめ直すところからはじめましょう。
1日に費やす家事の時間や導線の確認をすると、改善点があらわになり家事がサクサクとこなせる理想の間取りが見つかりますよ。
たとえば洗濯という行為には洗濯カゴから洗濯機に衣類を入れ、洗い終わった洗濯物をベランダまで運び、取り入れ、たたみ、タンスにしまう、という一連の流れがあります。
動線にすると洗面室からベランダへ、そしてリビングから各部屋へ持っていくという動きが見えてくるはずです。
この工程そのものをその人のやり方に合わせて効率化させることが家事動線の基本的な考え方となります。
家事導線を見直そう!効率的に家事がはかどる4つのポイントとは
家事の負担を減らすためには、以下の4つのポイントを意識して家事動線を考えてみましょう。
・回遊性を高めて家事動線の無駄をなくす
行き来することが多い洗面やキッチン、リビングの間取りは一回りできる「回遊導線」 にしましょう。
調理や子どもの世話などで、気づけば何往復もしているという事態が避けられます。
・キッチン周りの家事動線はコンパクトにする
実はキッチンは広すぎるとかえって無駄に動くことになり、調理にかかる時間も長くなってしまいます。
冷蔵庫から調理台、シンクを数歩で移動できて、自分が使いやすい位置にコンセントや家電が配置できる間取りにしましょう 。
・リビングに収納を設ける
家族が集まるリビングは物があふれて散らかりやすいため、部屋の一角に家族全員が自然と片付けられるような収納場所を作りましょう。
使い終わったら定位置に戻すという導線が短くスムーズであれば、部屋が散らからなくなります。
・洗濯動線は効率化を図る
洗濯には「洗う→干す→たたむ→しまう」という4つののプロセスがあります。
洗濯機、干し場、収納スペースを一箇所にまとめて、洗濯のプロセスを効率的におこなえるように工夫することが洗濯の負担を軽くするポイントです。
まとめ
家事を効率的にこなすためには、自分のライフスタイルに合った家事動線を知り、工夫することが大切です。
まずは家事のやり方や動き、生活パターンを見つめ直すところから始めましょう。
ストレスなく家事を楽しみながら、素敵な毎日をお過ごしくださいね。