狭くて窮屈なのは可哀そうだし、広いと部屋に籠りがちにならないか心配…。
子どもを持つ親なら、子ども部屋の広さはどれくらいが最適なのか気になりますよね。
そこで今回は子ども部屋についての考え方や広さの平均、子ども部屋を広く取ることのメリット・デメリットについて解説します。
マイホームをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
マイホームの子ども部屋の広さの平均とその考え方とは?
子どもの健やかな成長を願って、よりよい住環境を与えてあげたいと思うのが親心ですよね。
その一つとなる子ども部屋ですが、広さの平均である6畳を目安に考えるといいとされています。
6畳の広さがあればベッドや勉強机、クローゼットなどを差し引いても、子どもが過ごすのに十分な広さとされる4.5畳のスペースを確保できるからです。
ただし子ども部屋の広さを決める際には、広さの平均に加えて以下の3つの項目も考慮しましょう。
①土地と家の大きさのバランスを考える
土地と家の大きさが限られる場合は、家全体のバランスを考慮して子ども部屋の広さもコンパクトな造りとなります。
6畳以下のスペースしか確保できない場合は、家具の配置を変えて部屋を広く見せる工夫をしましょう。
正方形の空間になるように家具を配置すると、長方形の空間よりも部屋が広く感じられますよ。
②子どもの性別と年齢を考える
2人以上のお子さんがいるご家庭では、子どもの性別と年齢によって子ども部屋の使い方が変わります。
性別が違う場合は最初から間仕切りを設けて部屋を独立させ、同性の兄弟姉妹であれば小さいうちは間仕切り無しの広い子ども部屋として使い、将来間仕切るという傾向が見られます。
③将来、子どもをもう1人考えている
この先もう一人子どもがほしいという場合は、子ども部屋を広く取っておくといいでしょう。
将来子どもができた場合は部屋に間仕切りを設け、それまでは広い部屋として使うというスタイルが多いようです。
マイホームの子ども部屋を広く取ることのメリット・デメリットとは?
<メリット>
・遊ぶスペースを確保できる
スペースが広い分だけおもちゃや本などをたくさん置いたり、お絵かきやカルタといった場所をとる遊びも問題なく楽しめたりなど、充実した毎日を過ごせるでしょう。
・習いごとの道具を整理整頓できる
ピアノやスイミングなど、習いごとに必要な道具を整理整頓できるため、リビングが散らかったり置き場所に困ったりすることもありません。
・お友達を呼ぶことができる
学校や習いごとなどで知り合ったお友だちを招いて、お泊り会や一緒に勉強するなどの楽しい思い出を作ることができます。
<デメリット>
・片付けが大変
子どもが小さいうちは広い部屋を一人で片付けるのは難しいので、大人が片付けを手伝う必要があります。
・家族とのコミュニケーションが取りづらい
また、あまりに居心地がいいと子ども部屋に引きこもってしまう可能性も。
ゲームの時間を決めるなど、家族で過ごす時間をとれるようにルール決めをしましょう。
まとめ
マイホームを建てるなら、子どもには最適な住空間を与えてあげたいものですよね。
子ども部屋は広い、狭いに関わらず、それぞれにメリット・デメリットがあります。
子どもの性格や家族構成、家全体とのバランスなどを考慮して、過ごしやすい子ども部屋を考えてあげるといいでしょう。