広くて開放感があり、陽当りのよいルーフバルコニーは、ガーデニングやバーベキューが楽しめ、洗濯物もたっぷり干せるところが魅力です。
しかし、一戸建てと違いマンションにはルーフバルコニーについてのルールが存在します。
ここではマンションにおけるルーフバルコニーの使い方、リフォームやリノベーションする際の注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ルーフバルコニー付きマンションの魅力
ルーフバルコニー付きのマンションは、通常のベランダがついたお部屋に比べて室内が明るいというメリットがあります。
一戸建てと同じく、マンションのルーフバルコニーにも屋根がないので、その分陽当りが良好なのです。
また、ルーフバルコニーの付きの間取りは空間が外まで続いているように見えるので、お部屋が広くみえるというメリットもあります。
外に広い空間があることで外側に数メートルのスペースが生まれ、外からの視線も気になりません。
開放感にプラスして安心感が得られるのもルーフバルコニーのポイントです。
マンションにあるルーフバルコニーの使い方
ルーフバルコニーは、一見すると専有部分と思われがちですが、専用使用権が認められた共用部分にあたります。
自由度は高いですが、あくまでも共有部分だということを念頭に置き、使い方や注意点を守って使用するようにしましょう。
たとえばマンションには定期的に大規模修繕工事があります。
修繕工事や計画的工事は管理組合の費用で行われるため、利用者はプランターなど設置したものを片付けたり掃除を行ったりしなくてはなりません。
また、ルーフバルコニーは災害が起こったときの避難経路として使用されることもあります。
いざというときのために、避難の妨げになるようなものは置かないようにするのがポイントです。
マンションのルーフバルコニーをリフォームする際は?
ルーフバルコニーは共有部分になるため、勝手に物置などの大きなものを設置したり、リフォームやリノベーションしたりすることはできません。
リフォームやリノベーションを行う際は、管理組合の許可を取り、注意点に従って行うようにしましょう。
また、ペットをルーフバルコニーで遊ばせたいと思う方もいると思います。
ペットを遊ばせることが規約違反にならないかどうかも、しっかりチェックしておきましょう。