戸建てのマイホームを購入する際、開放感を求めて1階にテラスを設置したいと考える方も多いでしょう。
入居後に「失敗した」と後悔しないためにも、1階にテラスを設置するとどのような暮らしを実現でき、どのような注意点があるのかを知っておくことが大切です。
そこで今回は、戸建ての1階にテラスを設置するメリットとデメリットについてご紹介します。
戸建ての1階にテラスを設置するメリットとは?
戸建ての1階にテラスを設置すると、おもに3つのメリットを得られます。
屋外ならではの時間を過ごせる
たとえばテーブルとイスを置いて外でティータイムを過ごしたり、週末に家族でバーベキューをしたりするのもよいでしょう。
庭でも同じような使い方はできますが、テラスのほうが雑草や雨が降ったあとの水たまりを気にせずに楽しめます。
また小さなお子様がいる家庭では、外出ができない日でも親の目が届く安全な遊び場として活用できます。
雑草を処分する手間がかからない
テラスの素材にはコンクリートや木材、タイルなど利用されます。
庭の場合は雑草を定期的に処分する必要がありますが、テラスは雑草が生えるスペースを最小限に抑えられ、管理の手間を省けます。
庭はほしいけど管理に時間はかけたくない、と考えている方におすすめです。
干せる洗濯物の量が増える
ベランダやバルコニーだけでは洗濯物を干すスペースが足りない場合、テラスを干し場として活用できます。
囲いがない広いスペースで気持ちよく洗濯物を干したい方におすすめです。
また、ベランダが2階にある場合は階段の上り下りが大変なため、ご高齢の方のいる家庭では移動が楽に感じられるでしょう。
戸建ての1階にテラスを設置するデメリット・注意点とは?
戸建ての1階にテラスを設置すると、おもに2つのデメリットがあります。
費用が高くなる
テラスを設置するには、地面よりも高い位置にコンクリートなどを使ったスペースを作る必要があります。
必要な工数や資材が増えることによって、庭だけのパターンよりも費用が高くなってしまいます。
なるべく費用を抑えたい方は、利用シーンを事前に想定したうえで最低限の広さや素材を検討するとよいでしょう。
管理の手間がかかる
テラスは屋外に設置されるため、太陽の日差しや雨風をダイレクトに受けてしまいます。
そのため、日差しや雨で素材が傷んだ場合に修繕する手間がかかります。
日当たりがよい場所に設置する場合は屋根や日よけをつけるなど、時間の経過とともに必要になるトラブルを想定した対策が必要です。
また、砂や枯れ葉などのゴミがたまりやすいため、定期的に掃除が必要な点にも注意しましょう。