今、不動産の売却を検討中の方や実際に売却中の方の間で密かに注目されているホームステージング。
不動産の売却を有利に進めたいならぜひ知っておきたい手法です。
気になるホームステージングのメリットとデメリット、費用面などについてもくわしくお話していきます。
不動産売却市場で話題のホームステージングのメリットとは?
最近話題になっている「ホームステージング」という手法。
不動産を売却中の方やこれから売却を予定している方の中には、ちょうど気になっていたという方も多いのではないでしょうか?
不動産におけるホームステージングは、売り出し中の物件をより魅力的に演出する販売促進の手法のひとつ。
売りたい商品を視覚的に見えやすく買いやすくする「ビジュアルマーチャンダイジング」の手法を取っています。
ホームステージングは、分譲マンションのモデルルームや新築一戸建ての見学会のように、インテリアや室内装飾などを施して住まいのさまざまな雰囲気づくりを手がけ、より多くの購入希望者を募って、より高く・より早く売ることを目的としたもの。
見た人が「おしゃれ」「住みたい」と感じるように、家具・照明・観葉植物・小物などのあらゆる小道具を使っての演出をすることがポイントとなっています。
知らなきゃ損する!ホームステージングの費用相場とは?
中古一戸建て住宅・中古分譲マンション・賃貸物件など、売りたい・貸したい物件にはいろいろな種類がありますが、一般的に物件の内装や雰囲気はどうしても殺風景になってしまいがち。
しかし、ホームステージングを利用することで、生き生きとした生活空間の演出やマイホームに欠かせない和み空間の演出などを効果的におこなうことが可能になります。
ホームステージングにかかる費用やプランの内容は、物件の広さなどにもよってもさまざま。
気軽に取り入れられる数万円のプランから、本格的な演出向きの数十万円のプランまで、予算や目的に合ったバラエティに富んだプランが用意されています。
施工会社にホームステージングを依頼する場合、費用相場は安くても6万円程度、高いと30万円以上になります。
費用がかかるのが唯一のデメリットとも言えますが、ホームステージングを上手に活用することは、不動産の早期売却・売れ残り防止・値下げ交渉の抑制などのメリットにもつながります。
最近は、ホームステージング専門の企業だけではなく、インテリア用品を取り扱っている企業によるホームステージングサービスも登場しています。
ぜひ、不動産売却をご検討中の方は、ホームステージングを取り入れた新しいスタイルの売却を視野に入れてみてはいかがでしょうか?